なつのおわり

粛々と

人のフリみてなんちゃらができないからいつまで経ってもこんなん

Twitter、荒れ放題である。Twitterはすぐに荒れる。TwitterTwitterじゃなくて荒野行動とかに名前変えた方がいい気がする。

 

意見を呟いてる人の何割が記事をクリックして読んだんだろう、とふと思う。

記事を読んで少し考えてみたら、あの偉い人の発言はまあ言葉選びを失敗したな感はあるけどそこまで怒りに震えるような内容じゃないように思う。というか、世の中、他人に期待しすぎでは?すごいな、と思う。みんな希望を捨ててなくて偉いな。すぐみんなとか言ってすみません……。

 

ハッシュタグTwitterを見ない、を心がけているけどやっぱり怖いもの見たさで見てしまう。

ここぞとばかりに言いたい放題である。Twitter、ストレス発散の道具にされていてかわいそう。青い鳥も泣いていることだろう。鳥は白か。どっちでもええ、そんなことを言っているから偉い人が「女は話が長い」なんて言ってましたよ!とマスコミが切り取ってしまうのだ。日頃の行いから改めなければならない。

 

それはそうと、凄まじい勢いで流れるハッシュタグが書かれたツイートを見ると、完全自己矛盾ドリーマーが数多くいてまたしてもウケてしまう。

この世代の人は〜とか、おじいさんは〜とか、そういう括りで言葉を使っている時点であなたが怒っている対象とやってること何も変わらない。そしてそれに気づいていなさそうなのがやばい。だから偉い人もそうなのだ。自分のヤバさに自分は気付かないのだ。自分だから。

 

人間どうやったって、自分が過ごしてきた環境や経てきた経験からしか物事が判断できない。どう足掻いても限界があるし、なんでもわかる、なんていうのは大嘘に決まっている。自分以外のことはわからないのだ。そこは諦めるしかない。だからたくさんの経験があるに越したことはない。

その限界を自覚した上で、じゃあ自分が過ごしてこなかった環境、経験の人はどう思うか?を慮る力を身につけていかないといけないなと思う。だからこそたくさんの人と出会うことは意義深い。

 

わたしは記事を読んで、あの偉い人は伝聞的な表現したところを切り取られちゃっていたけど、自分の実際の経験から来ている事実としての女性も話していたので、言い方間違えすぎじゃんウケる、と思った。それこそ流石に経験値はある人だと思うので、その辺はうまくやってくださいとしか言えない。

不器用なのかな?(???)経験を踏んでいながらそれが活かせていない、という意味での能力がないのに偉い人やっている点においては少し不安だなあ……と思った。

ただ、わたしは頭ごなしに偉い人の価値観をぶっ潰すような言葉を使う権利はないと思った。自分も年齢や性別だけではなく、なにかしらバイアスをかけて人を見てしまっている気がするからだ。

プラスっぽく思える時だけ都合良く許容する、というのは個人的には好きではない。ニュートラルでいようと心がけてはいるけど、これがなかなか難しい。そのことに改めて気づくことができた。

人のフリみて我がフリ直すのはなかなか難しい。でも人のフリが目に飛び込んできやすい時代ではあるので、少しずつでも直すのを諦めないようにしたいと思う。