なつのおわり

粛々と

平成生まれ

平成生まれ、昭和生まれ、令和生まれ、とかいうの本当にもうやめたら〜?と思う。

わ!一緒ー!という意味で使うなら気持ちも前向きだしいいけど、往々にしてお互いがお互いの世代に(令和生まれはまだしゃべれないだろうけども)いちゃもんをつけるために使われる様子ばかり目につく。なんでこうもまあ人間というものはお互いをカテゴリー化して優劣をつけたがるのか。意味が不明の助。やっぱり人間が生きている限り戦争は無くならないんだろうと思う。大袈裟かしら。いや大袈裟でもないじゃろ。

 

びっくりするくらいのサンプル数の少なさで、あっという間に人は人をカテゴライズする。

よくて2人、なんならたった1人の平成生まれに接して感じたことを平成の約30年間の間に生まれた人間全員に当てはめて当たり前のように話す人もいる。とんでもねえ論理の飛躍である。怖いよぼかあ。

というか、そもそももういい加減カテゴライズという作業をやめた方がいい。意味がないのだ。

マーケティングに使うとか、数字的な意味が必要な場合はちゃんとした統計学の算出方法があるのでそれに基づいて数字を出せばいい。それ以外の、日常に染み付いてしまっているカテゴリー化作業はまじで意味がないからもうやめた方がいい。目の前にいるAさんはAさんでしかない。そうやって目の前の人と向き合えばカテゴライズなんて失礼なことできないはずだ。

とか言っても他人を変えるのは無理だということは重々承知しているので、せめて自分はそういう気持ちを忘れずに今後も過ごしていきたいです。