なつのおわり

粛々と

マジカルバナナ

一昨日、ブログは書いたけどシナリオ課題のアウトプットが不十分だった。

昨日その分課題のアウトプットがたくさんできてよかった。

昨日は夜遅くなってしまったので、昨日の分の記録としてちょっと書いておく。

 

今通っている教室、毎週ショートシナリオを課題として書くわけだが、課題として取り組むようになって思うのは、ゼロから考えるってはちゃめちゃに難しい。

それはそう、と言ってしまえばそうなのだけれども。(それはそう)

ただ全くゼロというわけでもなく、テーマがある。ざっくりしたシチュエーション(「喧嘩」とか)が指定されるときもあれば、「風」とかだけのときもある。シナリオの練習なので、この場合の風は実際に存在する風をどう使うか、みたいな演習をする。(世論の風向きがみたいな使い方ではなく。いや世論の風向きが変わったことを書いてもいいんだけどそれは実際の風についてを書けてからの話になる)

このテーマの指定、ヒントをもらえているようで逆に難しい・・・と毎回思う。好き勝手書いていいわけではないあたりがむずかしい。

風、1週間考えまくったんだけど全然ピンとこなくってウエエエン、となった。風が吹くシーンは頭の中にいくつか思い浮かぶけど、ワンシーンだけを書けばいいわけでもないので、短くともお話としてまとめるにはどうしたらええねん、ウエエエエエン、状態だった。

昨日ようやくある程度「どんな感じにしよう!」というのがまとまってスッキリした。連想ゲームをしてなんとかなった。

 

そう昨日は完全に連想ゲームだった。ショートショートの時点でこんなにズンドまってしまって本当にトホホだが、ずんどまってしまったものは仕方がないので、会社の休み時間とか使って風について色々調べたりした。

風、本当に色々な名前がある。雨に名前が多いというのは有名は話だけれど、風にもこんなに名前があるのかと思った。日頃よく使っている言葉ではあるものの、改めてみてみるとやっぱり多い。

上に世論の風向きが〜みたいな使い方をする前に実際の風の描写を優先する必要がある、と書いたけれど、その風が吹く季節や風が吹く向き、タイミングによっては実際の風の描写だけで「世論の風向きが変わった」ことを表せる可能性があるのだ。

それくらい、日本人は風に意味を込めている。これは調べた時に見かけた文言だけれども、風は目に見えない分他の自然現象と比べても神格化される傾向があるらしい。風はすごい。(お前の語彙力の低さもすごい)

 

風の種類(種類?)を調べて、なんとなく語感が好きな言葉を調べてさらにそこから連想して〜という感じでなんとかお話の流れを考えることができてよかった。(何回同じこと言うん)

リズムに乗り切れていないマジカルバナナ状態である。

 

連想ゲームを「マジカルバナナ」というゲームに昇華した人本当にすごいと思う。

しかも「マジカルバナナ」っていうタイトルが秀逸すぎる。あんなキャッチーでゲームの内容も明瞭に表せてて。マジカルバナナ、知らない人おらんやろ。(言い過ぎ)

SSの話に戻るが、私はタイトルセンスもなんだかイマイチなのでこのマジカルバナナというネーミングもまた「しゅ、しゅごい・・・」の気持ちになってしまう。できないことだらけだ。でも、できないことだらけな分吸収率はいいはずなので、というか吸収率を良くしておかないともはやいい面がなくなってしまうので、どんだけできなくてもめげずに頑張ろう。母がよく言ってくれる、「焦らず腐らず」という言葉が好きだ。焦らず腐らず。焦るとすぐショートするし、腐りやすいわたしの特性を短く飾らず小気味良く救い上げてくれる。母は偉大だなと思う。

 

風について調べたときも、マジカルバナナに感動したときも思ったことなのだが、私はあまりにも言葉を知らない。

言葉を知らないし、世の中のことも全然知らない。Twitterやネットニュースでふわっと上澄みの文字だけを拾ってしまうので、なんせ勉強不足がすぎる。ニュースを見たところで今や大して変わらないので、ニュースを見たら解決するとかそういう話ではなく、自分の中に落とし込む作業を疎かにしているのである。そんなんだから宅建にも落ちる。(それは別問題)

知った気にならないで、やった気にならないで、知る、やる、を具体的に実行できるようになりたいと思う。というか、馬鹿でかい夢なんかを語っているわけでもないのに「なりたい」という言葉の選び方をしている時点でやる気がないのだ。実行「「「します」」」!!!!!(断言)

言葉の使い方ひとつとっても気持ちの持ち方に影響してくると思うので、せっかくなら推進力があったり、明るい気持ちになれるような言葉を使うぞ。